天然のアシアカエビ(足赤海老)は、びっくりするほど美味しい!
春と秋が旬のアシアカエビは天然のエビで、家庭でもシンプルな調理でその美味しさを堪能できます。
こちらでは、アシアカエビが揚がる漁港の近くで暮らす筆者の日常と、簡単な調理法をご紹介します。
私が暮らしている和歌山市西浜は、
和歌山城から南へ車で約15分、徒歩で約30分の場所にあり、
文字通り西に海が開けているエリアです。
海から心地よい風が吹くので、風の通りがよいようにと、西側に窓を設けている家が多く見受けられます。
私も、中古住宅をリフォームする際に地元の方からアドバイスをされ、一階の西壁に窓を作りました。
このエリアは、現在は学校と住宅、さつま芋やレタスの畑などで構成された静かな住環境ですが、
100年近く前までは美しい砂浜に松林が植わる風光明媚な場所で、紀州徳川家の藩主が晩年を過ごした別邸(養翠園)も近くに残っています。
お屋敷の庭には海水を引く汐入式と呼ばれる珍しい池があることも、在りし日の美しい景観を思い起こさせてくれます。
そのような環境の我が家から自動車で10分ほど走ると、雑賀崎(さいかざき)漁港と田浦(たのうら)漁港があり、
自転車の荷台に小さなクーラーボックスをくくりつけ、釣竿を片手にハンドルを握っているベテラン釣り人や釣り少年をよく見かけます。
大浦街道を南に進み、和歌浦のトンネルの手前あたりで右手に松下体育館(パナソニックの創設者である松下幸之助が故郷に貢献しようと自費で建設し和歌山市に寄贈したもの)が見えたらその角を右折。
そのまま少し走ると左手に野球の練習場やラーメン屋さん、そしてこの看板が見えてきます。
看板通りに左折すると少し薄暗くて長いトンネルがありますが、歩道があるので安全に通行しやすいですし、自転車で走行している人も多いので安心です!そのまま進んでみて下さい。
トンネルを抜けるとこのような『第二種雑賀崎漁港』という案内看板があります。第二種というのは、主に県が管轄している漁港のことで、市町村が管轄するような小さな漁港は第一種漁港なのだそう。
左折すると、右手に釣り餌のお店があり・・・
右折すると、このような雑賀崎の美しい風景が見えてきます。
雑賀崎は釣り船と急斜面に建つ家が並ぶ美しい漁港。
4月末の週末、自宅からここまで歩いて行ってみました!
この日は少し強めの風が吹いていて、波立った海面がキラキラ輝き、潮の香りが流れ、鳥のさえずりと、漁師さんが釣り船のお客さんに呼びかける「おおきによ〜」の元気な声が聞こえてきて・・・。
こんな穏やかな時間がとても心地良かったので、私はしばらく波止場に座り、ボ〜っとしてしまいました。
何も考えることなく、心地よい場所に座っていられる時間は、楽しいものですね♪
お腹が空いてきたので私が立ち上がった頃、バイクで訪れていた男性がおもむろに横になり、衣類のようなものを枕に昼寝を始めました(^^)
こちらの雑賀崎漁港で揚った魚は我が家の近所のスーパーにも並んでいて、
常時あるわけではありませんが、今この時期は「アシアカエビ」がお目見え。
1尾200円以上する高級食材の部類ですが、出ていれば財布の紐がつい緩んでしまう・・これぞ和歌山のグルメです!
今が旬です☆☆☆
今日も購入しました♪今シーズン3回目です。
正式には「クマエビ」というそうですが、触覚や胸脚が紅白模様で地元では「アシアカ」と呼ばれ、「美味いで〜!」と地元の漁師さんも大絶賛!山の恵みに育まれた紀伊水道の海域がエビの生育に適しているのだそう。
ひとりにつき一尾の割当で1パックだけ買いましたが、満足感が大きいので十分です。
パックから出しました。どう処理をしたらよいのかよく知らないので、いつも味付けもせずこのままフライパンに薄く油を引いてただ焼くだけ・・。
ひっくり返したら蓋をして数分待ちます。
焼き上がりは皮が薄くて剥きやすく、身はプリプリと柔らかくてうまみは濃厚!びっくりするほど美味しい!
春と秋の旬の時期には、以下のように、飲食店でも献立に登場します!
私が運営するas.daily.life(アズ・デイリー・ライフ)旅行企画では、『一泊2日 海辺の町で暮らすような旅〜海南市の黒江・船尾エリアを巡り、下津町大崎という美しいエリアに泊まります〜』というツアーでこの民泊にお泊まりいただけます。
2023年11月末にはオーストラリア在住のご夫婦をお迎えし、大変喜んでくださいました。
ツアー詳細はこちらをタップしてご覧ください
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一泊2日 海辺の町で暮らすような旅〜海南市の黒江・船尾エリアを巡り、下津町大崎という美しいエリアに泊まります〜
初めて訪れる町を歩いたりバスに乗ったりして暮らすように巡り、お夕飯では地元の新鮮な食材に舌鼓を打って、リラックスしてお過ごしになりませんか。。。
また、城下町を散策するツアーで昼食に立ち寄るレストラン『魚介専門イタリアンバルNAVE(ナーヴェ)』でもアシアカエビを取り扱っています。
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as.daily.life(アズ・デイリー・ライフ)旅行企画
代表 檀上智子(ダンジョウ トモコ)