スペルト小麦(自然栽培古代小麦)全粒粉で皮膚病の症状が緩和し、生活の質の向上に役立っています!

健康に良いと分かってはいても続けづらい食品は、少なからずありますよね。スペルト小麦全粒粉もそのうちのひとつかもしれません。

私は2年程前に偶然知ったのをきっかけに、スペルト小麦全粒粉を食べ続けています。理由は、持病の皮膚病の症状が緩和されるから・・。

こちらの記事では、私がどのような食べ方で2年以上続けられているかをご紹介します。

スペルト小麦とは、現代で流通している小麦粉の原種にあたる古代穀物で、丈夫で厚い皮殻を持っているため外敵から身を守ることができ、農薬や化学肥料を使わず栽培できるのだそう。

まずは、卵、砂糖、牛乳、ベーキングパウダーを加えて弱火でゆっくり焼いてホットケーキを作り、朝食にしました。

このホットケーキは広島県呉市在住で、81歳になる母が以前よく作ってくれていたものが元になっています。

今から約40年ほど前のことですが、当時はメープルシロップが手に入りにくかったこともあり、「おやつはまたこれか・・」というようなあまり嬉しくない気持ちで食べていましたが、シンプルな材料で作れるし、バターとメイプルシロップをたっぷり添えたらとても美味しいので、今になって母のホットケーキの株も上がったというものです。

しばらくして飽きてきたので、次はクッキーにしてみました。

有塩バターと砂糖をスプーンでよく混ぜた後、スペルト小麦を適量入れたら切るように混ぜ、水をほんの少し加えます。

何度か作って着地した美味しさのポイントは、まとまるかまとまらないかの微妙な具合の生地にするということ。

その生地をアルミホイルの上に出し、ナイフで切って半分を上にのせて手で押して広げ、また切って半分を上にのせて手で押す・・これを3回くらい繰り返したら、適当に切って180℃のオーブンで表を25分くらい焼き、裏返して7分くらい焼きます。

水分が少ない方がサックリとした歯触りになるので、生地を作るときに加える水も少量の方が良いのです。

このクッキーが美味しくできたので、毎日のように食べているうち、

掌蹠嚢胞症(しょうせきのうほうしょう)という皮膚病の症状が現れなくなっていることに気がつきました。

掌蹠嚢胞症は人に感染ることはなく、免疫が関係している皮膚病です。

手足に小さい水膨れのようなものができ、やがて枯れて剥がれ落ちるという症状があります。

最初はそういう病気があることも知らず水虫かと思っていたのですが、4年ほど前に皮膚科医に行き、診断されました。

皮膚には腸のコンディションが現れるそうですが、悩んでいた症状が現れにくくなる食品が見つかったことをありがたく感じているので、それ以来、できるだけ毎日食べるようにしています。

クッキーにも飽きてきたので次はドーナツを作ってみました。

クッキーとほぼ同じ作り方ですが、伸ばして丸く成形できるように水分を少し多めに加えました。

これは、まずくはないけれどそれほど美味しくもなかったです。

ドーナツの場合は、揚げ油を新しくおろさなければいけないので続けづらくて、まだ一回しか試していません。

直近ではイーストを入れてパンを作ってみました!

パンであれば、カレーに合わせて夕飯にしたりも出来るので良いかな。。とは思うのですが、今回は発酵があまりうまくいかなくて重い生地になってしまい、食べづらかったです。

ただ、パンは、スペルト小麦の量をたくさん摂れるのが良いところです。

このパンを食べた日は、いつになく心地よい眠気を感じ、ぐっすり眠ることができたので、ひょっとして、腸のコンディションと睡眠は関係があるのかしら?と思いGoogleで「睡眠と腸の関係」と検索してみると、「深い関係がある」とのことでした!

医食同源という通り、薬品に頼るのではなく、食べるもので持病の症状が緩和されたり気分が快適になることは大変有り難いことで、私にとってスペルト小麦は生活の質の向上に大いに役立っていると感じます。

私の周囲で、同じ皮膚病をお持ちの方とお会いしたことはまだないのですが、スペルト小麦を試されるのも症状を緩和させる一つの方法であることを、同じ悩みを抱えている方にぜひお伝えしたいです。

 

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